Nowhere To Hide

フリ・ウィッグマン






前回から紹介しているウィッグマンは本来顔の全面にペイントを施すらしい。今回ポートモレスビーで遭遇したこのウィッグマン達は、言わば簡易版の正装だろうか。来月開催されるゴロカでのSing-singショー(各部族が集まって踊りを披露する年1回の大イベント)には、全部族気合を入れて望むらしい。

彼らウィッグマンは固有の土地の言語フリを話すことから、通称、フリ・ウィッグマンと呼ばれる。
各部族は勿論、祖先から受け継がれた土地を守っていくが、このフリ・ウィッグマン達も同様だ。彼らは固有の土地、南ハイランド州のタリ地方に約1000年前から住み着いている。

彼らは元々、広範囲を移動する部族だそうで、高地のみならず、低地にも交易目的で出没していたらしい。そういう意味で、首都のポートモレスビーで遭遇することも、住民にとってはそんなに珍しいことではないのかもしれない。それにしてはインパクトありすぎだが。

このフリ・ウィッグマンには独特の考え方がある。他の部族の人間を家族として見ることだ。他の部族のみならず、西洋人たちも義理の兄弟、姉妹、いとことして捉える。まさしく人類皆兄弟の観念だ。しかしそれなら、なぜこんな奇抜な格好をして、他の部族との違いを浮き立たせるのかは疑問だ。

更に独特の文化として、彼らは男女別々に暮らしていることだ。結婚しても別々。子供ができても男の子は父親側、女の子は母親側で暮らす。













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脇差のように腰に帯びているのは、武器として利用する骨だ。これはカソワリ(ヒクイドリ)の大腿骨の骨が使われる。強度、長さ、太さともに武器として適したものらしい。


















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by hideoku0413 | 2012-08-24 21:20 | パプアの部族 | Comments(2)
Commented at 2012-08-27 11:09
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hideoku0413 at 2012-08-27 20:29
葉花さん、感謝していただいてありがとうございます。しかしほんとにあり得ない格好してますよね。すごい文化です。僕が住んでいる付近の村でさえ、僕のような外国人が訪れたら相当な注目を浴びますが、さらに西の狩猟民族たちの村を訪れたらどうなるんでしょうか。弓で射られるかもしれないですね