ルールで決められた常識 <ミャンマー>
日本の常識では計り知れないことは、海外では多々ある。
日本ではルールによって自分自身に首を絞めているように見える面があるが、ミャンマーでは合理化という考えが当たり前のように国に蔓延しているので、これはルールだからダメという考え方があまりないのではないだろうか。
偶然バスで隣り合わせた人や町であった人と友人のように気さくに話しかけられる文化なので、肩の力の抜けたとても自然体で接せられる。
表面的な態度ではない。日本の満員電車のような状況のトラックバス内でも、同じ人間という広い意味での仲間意識が強いんだろうか、第3者が何をしようが受け入れて仲間になる。真横でみんなが聞こえるようにラジカセで音楽を聴こうが、狭い中傘を差しても気にしない。そのうち持っているお菓子や果物を分けてくれたりする。ルールとしてお年寄りが乗ってきたから席を譲るのではなく、人間として当たり前だから年配、女性、子供にはいい席を譲る。
自意識が個人個人で高くないのかもしれないが、その分第3者に対しても気を使わない。ここまでいったら人間が不快に感じるという境界線も極めて広い。いやー、ミャンマー人の心の広さには驚かせられる。
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by hideoku0413
| 2013-09-08 01:23
| ミャンマー