薪集め <ミャンマー>
ミャンマーの大河沿いの村は、農業に適した土壌はあるが村から歩いて行ける地域はほぼ全域が農地に耕作されているので薪になる林はほとんどない。
最近ではオーストラリアから持ち込まれたユーカリが所々で植林されているが、この地域ではほとんど育っていないようだ。定期的に野焼きをしているのを見る限り、彼らはユーカリが油分を多量に含み、発火した際には高熱を放つのを知らないようだ。
薪になる林の無い村の人たちも、料理用に使う薪は生活上欠かせない。この村の人たちは薪を拾いに行く代わりに、薪が向こうからやってくるのを待つしかない。
雨量があれば、かなり頻繁に木が流れてくる。みんな一発勝負のゲームを楽しむように、大きな薪には歓喜を上げる。デカイ薪が流れてきたと思って見ていると、竹であることが多い。
乾季はさぞかし薪が不足するに違いない。
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by hideoku0413
| 2015-05-08 12:34
| ミャンマー