ワライカワセミ
ワライカワセミ。僕が好きな鳥の一つだ。こちらではクカバラという名前で呼ばれる大型のカワセミ。名前はカワセミだが、生態はヤマセミ。森の中に住んでいる。カワセミは水中にダイブするが、このワライカワセミも地面にダイブする。一見、自殺でもするんじゃないかというくらい、ボトッ!と落ちるように見えるが、器用にエサのトカゲなどを捕まえる。タスマニアの固有種ではなく、オーストラリア本土から持ち込まれたそうだ。名前の通り笑い声のような鳴き声をする。コーカカカカカとウマく鳴き声をマネできれば鳴き返してくれることもあり、しばらく会話ができることもあった。
何度も写真に収めようと試してきたが、結構シャイな鳥のため野生種に近づくことは容易ではなかったが、何とか納得いく写真が撮れた。
この日、山の中にある森の家で地面の掘削作業をしていたところ、唐突にワライカワセミが近づいてきた。人に近づくのは珍しい。急いで部屋に戻ってカメラを準備したところ、まだ同じ木に留まっていた。どうやら僕が掘り起こした土の中にいるミミズがお目当てのようだった。
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by hideoku0413
| 2016-03-13 19:55
| タスマニア 動物