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カテゴリ:自分で造る砂漠の住処( 2 )

砂漠の住処 2


















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自分の土地を開拓する手始めとして、車道を整備する。何せ後輪駆動の車は荷物が無いと空転しやすく、砂地の道では歯が立たないからだ。いくらでも手に入る枝打ちしたヤシの枝を道路に敷き込む。運んでくるだけでも手間のかかる仕事だが、更に1本づつトゲを注意しながらの作業。湿気がないこの付近では、有機物の腐敗も進まず、えらく長い時間道路の補強材として利用できる。


















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住処第一号の場所として、草むらに囲われた場所を選ぶ。





















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アボリジニが伝統的に住処としてきたハンピーと呼ばれる縦穴式の住処。本来ならば全て枝草で造るものだが、強度と考慮して余りもののPVCパイプを骨組みとする。その間にヤシの枝を覆いかぶせる計画。




















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ナツメヤシ農園の作業の合間をぬっての自分の時間。暑さとハエで中々進まない。こういった単純作業は手伝ってくれる人数が多いと助かるんだが、この近辺50キロ四方はほとんど人がいない。




















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約3週間のキャンプ生活で酒の空きビンだけは増えていく。こいつらも資材としていつか使ってやる。




















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結局3週間いて完成には至らなかった。急ぐ作業ではなかったものの、中途半端な仕上がりだ。次回訪問までに立っていてくれるかどうか疑問。



















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ハンピーが完成しなかった理由が、こっちに手が塞がっていたからだ。メンバーのBenにもらった3x3mの中古の物置。キャンプ道具や料理道具、車の道具でも何でもとりあえず風雨に晒されないスペースが優先だった。まわりをヤシの葉で囲い、劣化の一番の原因である太陽光と熱による損害を防ぐ措置をとった。

















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去年は一切気にならなかった野犬のディンゴの群れが夕方毎日のように遠吠えしている。まだまだ先の目途がたたない作業を黙々と続けているが、いつかもっと形になってくる日がくることを期待しつつの滞在だった。3週間という日数は長いようで短い。今年はもう日程的に難しいが、また戻ってくる。

約8年間ムチャクチャに使っていつも期待に応えてくれたこの愛車を手放すことにした。しばらくオーストラリアには戻ってこないので、車検を更新することが無駄だったからだ。今まで何度キャンプして遊んできただろうかわからないが、色んな思い出が残る愛車を手放すのは何とも苦痛だった。


















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by hideoku0413 | 2016-08-23 04:54 | 自分で造る砂漠の住処 | Comments(0)

砂漠の住処













オーストラリアのアリススプリングスでナツメヤシ農園で汗水流して働く一方、僕にはもう一つやることがある。

メンバーとして受け入れられたことで、この農園の一角に僕の土地が与えられた。
始めは車中泊で生活しているが、将来的にはこの土地に僕の住処を作ることができる。

しかも役所の検査も一切なし、自分でやりたいように作ることができ、水道もナツメヤシ用にくみ上げている地下水を好きなだけ無料で使える。水の少ないオーストラリアだが、そういうことならば将来的には風呂も欲しい。

境界線ははっきりしていないが、約150m角の土地。20000㎡以上もある土地を好きに使える。できるだけモノは買わずに快適に作ることができればと思っている。






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まずは農園作業の合間をぬって、水道管の埋め込み作業のための溝を掘る。とげの多い灌木が多いため、前もって下草刈りをした後、農園のトラクターを使って溝を掘る。溝掘り用の付属部品があるため手作業でほらなくてもいい。



















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BenとNathanの3人での仕事だが、大きな土地に計4人分のメンバーの土地への水道用の溝を掘る。丸2日以上の仕事だ。トラクターで掘った後、手作業で滑り落ちた砂を掘り出していき、水道管を埋設したあと砂をかぶせていく。全長約900mほどの作業を行う。




















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僕の土地へに入り口。砂地でも柔らかいところと固いところが見分けられるようになったが、無理して車で突っ込んで、案の定車がスタックし、Benの四駆で助け出してもらう。道から作ることができるのがなんだか贅沢だが、二駆の車では何とも心もとない。



















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始めは荷物が満載だったが、ここで下ろすことができてホッとする。車に相当負荷がかかっていたはずだ。タスマニアからはるばる2500キロ以上運んできた荷物。社内はベット以外無くなり空になったが、後輪駆動の車が砂にはまる頻度は益々増える。




















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道路脇には野良犬(ディンゴ)の死体がある。Dead Dingo Roadと名付けよう。





















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奥まったところの木々に囲まれた平らなスペースに、当面のキャンプ地を設けることにした。





















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タスマニアからのもらい物も含めて調達したキャンプ地。今見るとそれなりに快適な空間に見えるが、砂と蟻とハエとの格闘。何でも砂まみれになるしアリはどこにでも登ってくるし。ハエはそんなに多くない時期のはずだがやっぱり多い。目鼻口耳のちょっとでも水分があるであろう穴にたかってくる。

このテント、日差しは結構遮るが、突如降る雨には全然無力。気にせず置いておいたカメラが雨の滴と砂塵で故障してしまった。二日後に日陰で乾燥させて電気系統が復活して、とりあえず事なきを得たが、その数日後は今度はパソコンが完全に故障した。



















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by hideoku0413 | 2016-08-13 05:55 | 自分で造る砂漠の住処 | Comments(0)