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仏塔復興プロジェクト 36 仏像建造
















ようやく念願の仏像の建造に入った。

メンバーは僕と以前からいる職人U Win Zaw Htey、それと手元の職人一人の計3人。当初は自分一人で何とかできるだろうと予想していたが、彼と話し合う内、詳細な決まり事に則した上、仏像ができていることを認識した。そりゃあそうだ。そんな簡単に出来るはずがない。実際ミャンマーにはプロによる援助を受けなかった、恐ろしくバランスの悪い仏像達が多く存在しているのを目撃している。しかし、この作業はどうしても僕が細かい希望を伝えつつ手を加えて行きたいので、僕の休みが取れる毎日曜日にバガンから来てもらうことになった。その分の交通費はしっかり払うからということで。

仏像建造と言うよりも、始めは破壊の方が近い感じがする。というのも、以前の仏塔から残存している仏像頭部は、セメントを使わず石灰で表面を固めたのみのため、非常にもろい。もろい部分は始めから壊しておく必要があった。また13世紀のスタイルより以前のスタイルとして作り直すため、頭や顔の形を大幅に変更せざるを得ない。既存の仏頭をそのまま据えても、僕が思っているような仏像にはならないことを知った。

それでも仏像内部に以前の仏頭が納まっていることに意義があると思っている。住職達は僕の意向を納得してくれたが、ここは村長が反対しようが僕の意見を押し通す。ここにいないうちにドンドン進めることにする。後で出来上がった仏像を見て納得してもらおう。

仏塔内部はとにかく涼しい。外の気温とは雲泥の差だ。快適に作業を進めることができる。

仏像の形、大きさ、顔の表情、向き等を細かく話し合っていく時点で、以前の仏頭を組み込むことは中々難しいことがわかった。職人もこのような作り方をするのは初めてだそう。頭を据えた後に表面をモルタルで固めていく厚みを考慮しつつ、飛び出している余計な部分をそぎ落としていく。結構雑に。仏像を破壊していくなど恐れ多い行為だが、決定したサイズに合わせて着々と削り取っていく作業から開始した。







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内部はこのように空洞になっている。ここに鉄筋を差し込んでモルタルで固め、胴体部分と接合する計画。






















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鉄筋を埋め込んで、大まかな顎を形成した後、逆さで一日乾燥させてからしばらく塔内で保管となった。

























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by hideoku0413 | 2014-09-30 03:11 | ミャンマー仏塔復興プロジェクト | Comments(2)

仏塔復興プロジェクト 35 もう1カ所のタバナー

















先日封鎖したタバナー(奉納品)は仏塔内部、仏像の台座の真後ろに納められたが、仏塔上部にもう一か所のタバナーを納めるスペースが設けられている。

この日はそのタバナーを納める日。

村側から村人へは前回のような特に大きなアナウンスはなく、小規模に行われる予定。

朝から年配者の多くが駆け寄ってくれ、仏塔内外の整備を行ってくれている。





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仏塔内部にはもう住職さん達が到着してくれていた。そこにいる全員でいつもより少し短いお経の読み上げと住職の説教を聞く。いつも通り村長は僕を一番前に案内してくれる。






















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村側で用意してくれたタバナー。バガンから購入されたもののよう。もはや僕はもう何の手伝いもしていない。






















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村人達が祈ってくれている間にタバナーの安置を執り行う。






















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丁寧にタバナーが納められた後、





















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前回同様、レンガによって即座に封鎖される。





















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何と、日本の上棟式のようなお祭りが突如として始まった。撒き投げるモノの中には100チャット(約10円)や200チャットの紙幣も含まれている。村人が何かそわそわしていると思ったら、これを期待していたのか。施主にも関わらず、ミャンマーの文化的なお祭りを理解していなかったせいで、僕は準備していた紙幣はない。ポケットを見ると5000チャットばかり数えれるだけ、、、、。すんません、最後の祭りには盛大に撒かせてもらいます。



















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by hideoku0413 | 2014-09-28 23:28 | ミャンマー仏塔復興プロジェクト | Comments(2)

エーヤワディー川辺の夕景



















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by hideoku0413 | 2014-09-27 22:14 | ミャンマー | Comments(0)

仏塔復興プロジェクト 34 仏塔仕上げ作業














よくぞここまでやった、と自分を含め村人や寄付者、ボランティア、職人に言える形になった。

もう仏塔自体は最終仕上げ作業だ。床、台座を含め完成と呼べるところまで来ている。自分自身も信じられない。ローカルスタッフである通訳の助けを得たことも大きいが、本当にここまで形になるとは思えなかった過去の経緯がある。一人で何週間も日曜日に現場に通いつめ、草刈り、ガレキ撤去を進めた。唯一の休暇日を犠牲にする気の遠くなる作業だったが、何故か使命感のある作業のため不思議と苦痛は感じなかった。その後、通訳であるチッコン君の助けにより建築許可を得、職人との会合を済ませ、途中から村人の同情にも近い援助の手を差し伸べられたことにより実行に移ることができた。また材料費を大幅に寄付してくれた現ODA業務プロジェクトの下請け会社の社長の援助も不可避だった。

波に乗り始めると本当にたくさんの賛同を得て自信も増し、同僚T氏のお陰で海外からの救いの手も加わった。中国に住む日本人のS氏と友人達からは寄付金と資材を得、現プロジェクトの雇用先の上司は本社また支店へ寄付金を募ってくれた。現業務プロジェクトの元受けであるミャンマー保健省の参事官からの寄付金も得た。

なんともありがたい話だ。僕が勝手に始めたことに周りの人たちがサポートしてくれたおかげでこの仏塔が建っていることは間違いない。






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床の施工も早い。一旦際を決めるとドンドン仕上がっていく。






















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内部の床も迅速に進み、こんな具合に納まった。床の外側のみレンガで積み、内部は砂を敷き詰めた上、レンガを敷く。





















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ミャンマー語で何と言ったか忘れたが、これはお参りに来た人が仮に置く献花台のようなもののようだ。もちろん花だけではないが。今頃になってここに以前献花台があった土台が発掘されたため、余ったレンガで職人さんたちが同位置に造ってくれた。僕は始めただのモノ置きか?と質問したが、キツく否定された。普通入口のある側にこの台を建設するが、現メインの入口とは反対に位置する。以前の入口がこちら側にあったことを証明するものだ。だが現在はこの方向には村は無い。戦時中の爆撃により破壊されたため、今ある村が反対側に建設された。




















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外部の床もこのように仕上がった。この時点で仏塔内部へは靴、及びサンダル履きはご法度。ミャンマーでは寺院仏塔境内に入る際には出家者以外は必ず裸足になるしきたりだ。直射日光で熱せられたレンガ、砂は普段素足に慣れていない人間には拷問に近い苦痛なことこの上ない。






















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主仏塔の外側に位置する4点の小型仏塔(アヤンゼーディー)もこのように仕上がった。4つのうち一つは僕が手掛けた。まずまずな出来映えだ。





















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タバナー(奉納品)が納められ、お経を読み上げられたこの仏塔は、この時点で仏塔建設は完成と呼べる。しかしここの仏塔自体はまだ完成ではない。僕は今まで当たり前のように考えていたが、ミャンマーでは仏塔だけの建物、内部に仏像が鎮座しているものがある。

ここの仏塔は仏像が鎮座する仏塔だ。もともと僕がこのプロジェクトを発足したきっかけとも言える、旧日本軍の砲撃により破壊され頭部のみ残った仏像の残骸。この仏頭を据え直すのが僕の使命と感じていた。ここにきてやっと仏像建築に着手することができる。今まで雨季前にできるだけ作業を進め、僕自身も日曜日のみ作業に参加することができる理由から、満足いくほど手を加えられていないのが実情だが、この作業だけは僕が陣頭指揮を執る必要があると思っている。




















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by hideoku0413 | 2014-09-27 01:47 | ミャンマー仏塔復興プロジェクト | Comments(4)

仏塔復興プロジェクト 33 区切り

















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ついに佳境まできた感がある。

メインの仏塔の頭頂部が完成。最後にティーと呼ばれる冠が据え付けられるのは最後の祭りが催される時になる。

塔が完成したと同時に足場の解体が始まる。



















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バガンから突然住職たちが見に来てくれた。村長が今までの経緯を話してくれる。





















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親方が来たので支払いを済ませ、記念撮影。しかしまだ作業は終わっていない。





















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壁の立ち上がりの頂点の角4か所にも小型の塔が建設される。このレンガを発注した際に監督が数量を間違えて多くレンガを注文してしまったことが発覚。製造、配送するレンガ屋のオヤジも電話越しで怒っているようだった。普通日本ではこういう場合施工業者の間違えとして、彼らが責任もつが、全くそんな気配なし。結局僕が一部もつことになった。




















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床部分の建設開始。





















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内部の床も同様にレンガで積む。結構な高さのレンガを積む。

























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by hideoku0413 | 2014-09-22 23:32 | ミャンマー仏塔復興プロジェクト | Comments(0)

仏塔復興プロジェクト 32 塔頂部施工













仏塔内部では奉納品を納めるお祭りが催されている最中も、上部では仏塔塔頂部分の建築が進んでいる。

雨季を間近に控えたこの時期、外部に接する工事はできるだけ早く済ませたい一心で、職人たちもせっせと、着実に工事を進める。

塔の中心部にはステンレスの円筒が組み込まれ、その外部をレンガ、更にその上をモルタルで形を整え、レンガを砕いた粉状の液体を塗装として塗り込む。







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塔部内のタバナー奉納スペース。前回の大規模なタバナー奉納に比べスペースが限られる。ここにはバガンでお祓いを受けた小型仏像のタバナーが安置される予定だ。






















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完成した仏像台座





















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ここまで完成した時点で、何人かの職人グループの手元の若者達は業務終了となった。それはレンガの荷揚げ等の肉体労働がほぼ完了したことを意味する。ありがとうの意味を込めて写真や中国から送付していただいたお菓子、タオル等一部を渡した。




















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by hideoku0413 | 2014-09-20 14:38 | ミャンマー仏塔復興プロジェクト | Comments(4)

予期せぬ訪問者














外国人が全くいない地域なので、大分顔が知られていると思っていても、まだまだ知らないところはたくさんある。

寺院仏塔に入ると、珍しがられていつもお茶、お菓子をふるまわれる。






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by hideoku0413 | 2014-09-18 23:17 | ミャンマー | Comments(0)

仏塔復興プロジェクト 31 影の支え
















僕が勝手に始めた仏塔復興プロジェクト。

かなり自己満足に近いことは確かだ。僕のじいさんがミャンマーで戦死したことも大きな原動力の一つだ。

だが、ここまで形になってくると、僕が予想もしていなかったほど村人たちが協力的になってくれていたことがわかる。実際現場でサポートしてくれていることに大きな安心感がある。

その一方、ミャンマー国外から協力してくれている方々もいる。実際に現場を目で見て実感しておらず、しかも僕と面識が無いにも関わらずだ。

ここミャンマーのODAプロジェクトで一緒になった日本人の同僚のフェイスブックで僕のプロジェクトをシェアしてくれたことがきっかけだ。同僚だったT氏にも感謝。

フェイスブックを通じて僕の仏塔プロジェクトに興味を持ってくれたその方は、今中国で働いている。彼は面識のない僕に対して、寄付金、物資の贈呈により支えてくれている。寄付金はわざわざ友人に依頼して日本の銀行から僕の口座に振り込み、物資に関しては中国からミャンマーに送りづらい経緯から、香港に一度送ってから他の友人によってミャンマーに送ってくれたそうだ。寄付金も含め、結構な金額がかかったはずだ。


感謝が身に染みる。

僕ははたして面識のない人物のためにそこまで援助できるだろうか。

恐らくできないだろう。僕のプロジェクトに感嘆して援助しようと決意してくれたことにとても嬉しく感じると同時に、僕の勝手な行動が誰かを触発させていることに驚く。今まで僕は一人で始めたことで、ここまで大がかりなことはなかったかもしれない。


村のボランティアにあげるお菓子や手ぬぐい等、数ある物資の中に、日本の国旗が入っていた。これは予想外だったがとても嬉しかった。確かにこれを現場に掲げると、なんだかとてもシックリきた。何となく前から欲しいと思っていた。

本当にありがとうございます。






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by hideoku0413 | 2014-09-17 00:56 | ミャンマー仏塔復興プロジェクト | Comments(0)

仏塔復興プロジェクト 30 夜通し
















メインのタバナーの奉納が終わってから、その目の前に鎮座する仏像のための台座作りに入る。同日の夕方にはもうほぼ形ができてしまうくらい早い。

もう中に納めた奉納品は見ることはないだろう。このまま何十年、何百年この仏塔はここに居座ってくれるのだろうか。僕には子孫はいないが、誰か近親者やまだ生まれていない親族が将来ここへ見に来て何かを感じ取ってくれるのだろうか。ここは現在、外国人立ち入りが制限されている地域だが、近い将来境遇が変わり、僕の友人、寄付してくれた方々など、何かのおりに来てくれるだろうか。






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台座の建築に当たり、内部には寺院から持ち込まれた破損した仏像がタバナーとして埋設される。後から訪問してくれた人たちにこの作業を手伝ってもらう。





















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村のおばちゃんたちが外のガレキを整備してくれている際、再び見つかった以前のバーメー仏塔の一部。今までにない鉄製品。大方の予想では、仏塔頂点のティーと呼ばれる冠の一部ではないかとのこと。

今までこれだけのものが発掘されているので、まだ何かしら周りに埋まっていることだろう。将来誰かが塀や階段などを増設してくれたら何か出てくるかもなあ。

















長かったタバナー奉納のお祭りが終わったと思っていたが、村人は当たり前のように夜の準備に取り掛かる。何やらカタコトのミャンマー語で質問したが、夜通しお経をあげるらしい。全然聞いてなかった、というか誰か言ったんだろうけど理解してなかった。


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写真ではわかりづらいが、電飾を施された仏塔。ミャンマーではパチンコ屋のような安い電飾で寺院仏塔を飾ることに全く違和感がない。




















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夜8時頃から村人が再び集まってきてくれた。最初は25人程だろうか。仏塔に入れる丁度いい人数。スピーカーで村内にもお経が響き渡る。

女性中心の行事のようだ。何でもローテーションで1班2時間づつお経をあげつづけ、朝陽が開けるまでつづけてくれるとのことだ。

仏塔がまだ完成していないにも関わらず、ドンドン魂が吹き込まれていくような気がした。

















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by hideoku0413 | 2014-09-13 01:27 | ミャンマー仏塔復興プロジェクト | Comments(0)

仏塔復興プロジェクト 29 タバナー安置

















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行進により持ち運ばれたタバナー。住職や村の代表者を始め、僕が見も知らない村人たちからの奉納された品も多い。ここに見えるのは一部のみ。




















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事前に寺院に奉納していたタバナーの他、当日参加に際して持ち込んだ奉納品を受け付ける場所もある。この日は主に宝石や古銭等、貴重な品々が寄贈された。




















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仏塔内に入りきれないほど集まった村人を外に残し、内部が大渋滞でごった返している中、タバナー安置する小部屋にタバナーが並べられる。この後封鎖されてしまうタバナーを一目見ようと、いつも温和なミャンマー人たちは我も我もと内部に詰めかけてくる。




















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僕は村側の意向で一番最初にタバナーを安置する役目を与った。僕が安置したのは、ミャンマーの地のどこかに眠っている祖父の写真、出征時の祖父母の写真、その他祖母の手紙等。また和歌山熊野のお燈祭りに参加した際、迎火から点火された小松明を奉納させてもらった。僕にとってはこの仏塔を復興するきっかけにもなった祖父の存在が大きいため、祖父を始め戦死した日本兵の供養を兼ねて奉納させてもらった。













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村長の指示で村の代表者や迎賓者が一人づつそれぞれのタバナーを安置していく。





















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僧侶の僧衣、経典、宝石、仏像等の奉納が続く。安置する人たちも順繰り変わり、一人づつ記念撮影をしていくので遅々として進まないが、みんな仏教の式典的な重苦しい雰囲気ではなく、ミャンマーらしい和気あいあいなのがいい。在家出家した村人も多いため、僧侶と住民との大きな隔たりがあるわけでもなく、ごく自然に楽しみながらこの催しが行われているのが実感できた。


















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村側で準備してくれた銅版。この仏塔が再興された経緯、協力者の名前等が刻まれている。この銅版もタバナーとしてここに安置された。




















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今回奉納する全てのタバナーが安置されたところで、左官屋さんの登場。みんなが見つめる中、テキパキとレンガを積み上げて入口を封鎖していく。

今回奉納する、と書いたのは、このタバナー部屋の他に小型のタバナー部屋が上部仏塔にも設けられるためだ。それは今後仏塔上部が完成してからの催しになる。




















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by hideoku0413 | 2014-09-07 15:17 | ミャンマー仏塔復興プロジェクト | Comments(2)