Nowhere To Hide

正装






僕のパプアでの仕事は一言で言うと問題処理係だ。現場で部族間同士の喧嘩が始まればなだめに行き、鉄骨を溶接するはずの作業員が私用で刀のような武器を作っていれば叱って没収し、作業員が仕事をサボって川で水浴びしていれば連れ戻しに行く。

この日の問題処理は、コンクリに使う砕石を取りに行くトラックが故障したので牽引を誘導する役目だ。建設現場の外に行った。
ちょっとした村の路肩に故障して停まっているトラックの近くにちょっと様相の違う人たちがいた。
話を聞くと彼女らは葬式に行くそうだ。どうやらこの様相がある部族の葬式の正装らしい。彼らもまたトラックが故障して修理を待っていた。トラックの荷台に乗りすぎて過積載でタイヤがいかれたらしい。普段葬式では同じトラックの荷台に遺体を積んでいくそうだが、腐るので先に違うトラックで運んだそうだ。
















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# by hideoku0413 | 2012-06-09 21:29 | パプアニューギニア | Comments(1)

人種の違い









世界中には色んな人たちがいる。僕が言っているのは人種の話だ。日本人は極端にきれい好きだったり、北欧の人は平均して背が高かったり、オーストラリア人は冬でも半袖で過ごすほど寒さに強かったりする。パプアの人たちは毛深い人が多い。確実にヒゲの生えている女性も多数存在する。















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# by hideoku0413 | 2012-06-05 20:24 | パプアニューギニア | Comments(1)

花売りの少年










花売りの少女

マッチ売りの少女

などは、人々の同情を誘うちょっとした物語になる素材かもしれないが、
パプアニューギニアの花売りの少年は、そこらの金持ちの家の庭から引っこ抜いてきた花を堂々と道端で売っていた、、、、、、、、















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# by hideoku0413 | 2012-06-04 21:10 | パプアニューギニア | Comments(2)

KAIKAI BUAI








僕が出会って話すパプア人男性のほぼ100%の確率で口にしているモノ、それがKAIKAI BUAI(カイカイブアイ)だ。英語ではBetel Nutといい果実の実を食べる(というか味わう)。日本語ではビンロウと呼ばれる嗜好品の一つで、タバコのような存在だ。村のマーケットでは半分以上の売り物がこの実かもしれない。

この実だけでも相当クセのある味だが、上級者になると、これにマスタードの実を少しずつかじりつつ、石灰の粉を付けて味わう。この玄人の食べ方を素人が試すと、相当気持ちが悪くなって、しばらく何も食えなくなる。

このKAIKAI BUAIには問題がある。Nutと石灰が唾液と反応して真っ赤に変わり、飲み込むと胃に悪いので吐き出すのが一般的だ。この赤い唾液が町でも村でも至る所の地面に染みついている。そこら中で殺戮があった血液の後のようにも見える。我々建築工事現場では、この赤いシミがコンクリに付いて落ちないことがわかり、今日、全面禁止にせざるを得なくなった。

まだ若い初心者は、歯に軽いシミがついて赤茶けてくるが、もう数十年も愉しんでいる上級者になると、歯は真っ黒に染まる。ほんとかどうかまだ確証はないが、地元民の話だと、ワイヤーブラシでコスってシミを落とすそうだ。

















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カイカイブアイとタバコのばら売り














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マスタードの実











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# by hideoku0413 | 2012-06-02 22:24 | パプアニューギニア | Comments(4)

今夜の食事
















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# by hideoku0413 | 2012-06-01 21:22 | パプアニューギニア | Comments(2)

何もしてない人








パプアニューギニアの町を訪れると、何もしていないように見える人たちがやたら多い。ドライバーに彼らは何をしてるんだ?と尋ねても、買い物してるんだよ。としか答えない。買い物袋も持っていない人も多いし、ただたむろしているようにしか見えない。

店で何か買い物をすると、僕の金銭感覚から見て相当高いんだが、仕事もしていないこの高地の各部族に属する住民たちは、この町で何を買っているというんだろうか?

この高地の人たちの生活は見たところ電気や水もない村が所々にあり、バナナの葉っぱで壁を覆った家に住んでいて、魚を釣ったりして自給自足の生活を送ってるように見えるんだが。



写真は内陸の高地の町Kainantu。












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# by hideoku0413 | 2012-05-30 19:45 | パプアニューギニア | Comments(0)

南半球の楽園? 








僕のパプアのイメージは相当良かった。いや、今も刺激があっていいんだが、到着して見てみると、今までのイメージが完全に崩壊した。

政府はほぼ崩壊状態。ラスカルと呼ばれる武装集団を始め、襲撃団が幅を利かせている。先日も高地の部族と町の地元民との抗争で銃撃戦があった。警察とガードドックという警備団との抗争もあったそうだ。

一昨日の大使館からの通達では、選挙に伴い暴動が起こる可能性があるので外出は控えるように、とのことだ。パプア人は酒に極端に弱いらしく、すぐ暴れるそうなので、選挙期間中は町で酒を買うこともできない。また同じく大使館からの通知でカージャックに注意するようにとのこと。これらすべがて僕が首都のポートモレスビーから国内線で降り立ったLae(レイ)の町で起こった。ポートモレスビーはもっと危険らしい。どんだけ危険なのか想像つかん。

とにかく物騒なところで、我々、建築現場の赴任社員たちは地元民のガードが付いた行動を強いられる。一人で出歩くことがはばかれるのには実際に今まで襲撃された経緯があるからだ。日本の会社は念を入れて注意喚起する。

僕が今在中しているところはレイから内陸、西に300キロ程入った山岳地帯のヨンキという村だ。標高1200m程度のところなので涼しくて過ごしやすいが、宿のゴキブリ、アリ、クモ、蚊には参る。昨日は靴を履こうとしたら靴の中にゴキブリがいた。朝一番で最悪のスタート。すでに到着した日から蚊に刺され続けている。マラリアは怖いが虫よけスプレーなど面倒なので一切してない。

政府が崩壊していることもあって、物価がべらぼうに高い。高すぎる。日本より全然高い。しかし食事やモノは相当ショボイ。あまり野菜が育たないんだろうか。野菜が少ない。肉料理が多いが、なぜか100%硬い。もっと写真をアップしたいが、ネット環境も悪い。


何だかネガティブなことばかり書いてしまったが、それはここにいる日本人のイメージを刷り込まれたからだろうか。個人的にはオーストラリアのように西洋のしかも歴史の短いところよりは文化があるので、久々の刺激を楽しんでいる。地元民はフレンドリーだ。












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# by hideoku0413 | 2012-05-28 22:03 | パプアニューギニア | Comments(3)

何も無いタスマニア







何も特に目立ったり、派手さが無くても、のんびりできて静かなのがタスマニアだ。何かをしたい人にはチャンスや場所はたくさんあるが、ただ短期で訪れるだけなら、見えるモノも違ってくるに違いない。

以前僕がタスマニアに住むことを決めた際、ここを訪れたことのある日本人の知り合いが、タスマニアには何もなくて面白くないよ、と言ったことを覚えている。間違っていないかもしれない。確かに、旅の仕方によっては面白みの少ない、旅のハイライトの無いモノになり得るかもしれない。特に観光の為にすべてがセットアップされているところに慣れた人達は物足りなさを感じるだろう。

しかし、自分で何かをやろうとするとチャンスがたくさん転がっているのもタスマニアのように思う。住んでみて、人のつながりができてきて、始めて良さがわかってくる土地でもある。ただの観光だけでここを訪れるのは勿体ない。キャンプやハイキング、釣り、サーフィン、カヤック、ロッククライミング、ヨット、農業、林業、牧畜、乗馬、写真、ヒッピーな文化、芸術、ワイン、酪農、音楽、有袋動物、自転車などなど。自然と接する生活や遊びの幅は尽きない。多少無理やりなコジツケかもしれない。

僕はある意味、因縁めいたものを感じる。何故か引っ張られるように帰ってきてしまう。呪われているような感じだ。しかし、ここに住んでみて、確実に感覚が変わった。環境が変われば、生活や態度、文化が変わる事が良くわかる。。明日から約半年程、タスマニアを離れることになった。これからはパプアニューギニアにしばらく滞在することになる。でもまた、引っ張られるようにタスマニアに戻ってくるだろうなぁ。

















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すべて2010年にタスマニアで撮影した写真

















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# by hideoku0413 | 2012-05-06 23:56 | タスマニア | Comments(0)

ある日のクレイドルマウンテン国立公園







この日は森の中でねっ転がって撮影していて、雨上がりだったせいでヒルにたくさん血を吸われた。
見えるところにいたヒルたちはあらかた取り除いたが、まだ体のどこかについてないかと気になって、宿に帰って鏡でチェックしてみた。すると、ヒゲの中にもからまった奴が一匹いた。そして、両耳にイヤリングのようにくっ付いてる奴らもいた。耳たぶの血が吸いやすいんだろうか。













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# by hideoku0413 | 2012-05-05 17:10 | タスマニア | Comments(5)

現役







僕が始めてタスマニアに来た2004年、買った車は1976年製だった。すでに28年落ち。
オーストラリア国産のホールデンという車だ。

2年ほど乗りまわした間、これでもかという程壊れた。アクセルペダルのワイヤー、ラジエータの水漏れ、クラッチ板の摩耗、ヘッドライトのスイッチなどは序の口だ。アルタネーターの故障、マフラーのサビによる落下、最後はエンジンの中のピストンが折れたらしかった。愛着のある車だったが、手放すことにした。元が安かったが、それでもまだ直して乗る人が買ってくれた。

オーストラリアは車検が無い。各州によっても基準が違うが、基本的には動いて登録すれば、公道で使える。
そういう訳で車の整備に詳しい人達が多い。僕もよく故障して地元の人達に助けられた。
確実に日本人よりも日本車に詳しい人が多いのは悔しいが、頼りになる。

古いが大事に扱われて、愛されている現役の車は、個性があっていい。










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# by hideoku0413 | 2012-05-02 23:07 | タスマニア | Comments(0)