Nowhere To Hide

丘の上の村







パプアニューギニアでは高山地帯の奥に行けばいく程、村単位の団結意識が強くなる。
元々隣り合う村との抗争によるもので、村自体が一種の城郭のように防御体制を取っている村も多い。
そのせいか、道路脇を歩く村人達がブッシュナイフと呼ばれる一種の刀を持ち歩いているのをよく目にする。赴任した当時は実際草を刈っている姿をよく見たので、草刈用に持ち歩いているのかと思っていたが、地元民に聞くと戦闘用だそうだ。先週も現場で働く地元民の兄弟がブッシュナイフで攻撃されて片手の指のほとんどを失った。以前付き添いで病院に行った際治療されていた救急患者は、ナタで手を攻撃されて手のひらが貫通していた。


しかし客観的に村を見てみると、高台の村々は、景色のいいところに建っていて、とてものどかな村のように見える。実際抗争がなければ相当のどかだろう。
村の中に入っていこうとすると、パプア人の知り合いは近づこうとしない。危険だから止せと言う。
確かに写真を撮っていると、何とかして画角の中に写り込もうとする村人もいれば、写真を撮ったんなら撮影料をよこせと言ってくる村人もいる。もちろん渡さないが、そのうち知り合いのパプア人を脅し始めた。


各村には、地域にもよって様々だが、他の村人を寄せ付けない文化が多少なりあるようだ。
この小さなコミュニティーを作って他人を疎外する文化が、今まで他の文化に融合されない独特の固有の文化を築いてきたんだろう。














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by hideoku0413 | 2012-08-30 09:30 | 自分で家を造る人達の生活 | Comments(2)
Commented at 2012-08-29 09:58
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hideoku0413 at 2012-08-29 20:51
こういう村に住んでいる人たちは、経済主体の資本主義社会とは全くつながりがなく、現代の日本人の生活や理念とはまるっきり違った枠組みの中で生きがいを感じているんでしょうね。金持ちになること、贅沢な暮らしをすること、海外で色んな場所を旅行すること、などの一般的に羨ましいとされる先進国の文化が、本当に求めているモノのなかはわかりませんね。