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馬のいる生活 10 決断
















モンチャの体調がかんばしくない。バガンでの停滞を与儀なくされる。

残りのミャンマー滞在日数と旅の行き先を考えると、モンチャの回復を待っていることができないようだ。モンチャは傷が膿んでいる患部を風にさらして安静にしていれば問題なく回復するようだが、僕がミャンマーを出国するまでには責任ある誰かに売らねばならない。幸いバガンは旅行者対象に多くの馬車が走っているので、馬を扱っている人たちは多い。この先バガンを出てしまえば馬を売買することが難しくなる。

予定していた馬の旅はあっけなく終わってしまうが、ここバガンで馬を売ることを決断した。僕にとっては夢の買い物だった馬がいなくなってしまうのは苦渋の決断だが、出国間近まで飼っているのも難しい。初めからいつかミャンマーを離れる時には手放さなければとはわかっていたが、できるだけ知り合いのつてを借りていい人に買ってもらいたい。

今の馬の体調を考慮すると高くは売れないだろう。


獣医のいた村で聞き込みを開始すると、すぐに馬を世話している家族を紹介された。色々電話をして聞いてくれるが、いい返事はこない。珍しがって村人たちが集まる。

数時間待っている間に偶然にも知り合いが通り過ぎた。こんな村の奥で知り合いに会うとは思わなかったが、仏塔を建てた際に来てくれた職人に食事を提供する役目のおじさんウジコンさんだ。馬を世話する家族とも知り合いの彼は色々面倒を見てくれる。まず馬が売れるまで彼の家に置いてくれる。鞍や水勒など一式も、いつになるかわからないが、ぼくが次回ミャンマーに戻ってくるまで預かっておいてくれる。真裏がエーヤワディー川なので子供たちに馬を川辺に散歩にいかせてくれる。僕はその間、エサを買いに隣村に訪れ、馬車で餌を大量に運んでもらう。知り合いの助けを借りてとりあえず肩の荷が降りた。助かった。








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by hideoku0413 | 2015-08-12 23:00 | ミャンマー馬のいる生活